今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、ゆゆママ さん からの

ご相談でした・・・

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学習塾をされてるということで、質問です。

成績が良い子の親御さんに共通していえることってあると思うのですが、

どんな親御さんですか教えてください。

うちは小学3年生(息子)と中学1年生(娘)なのですが、生活面、勉強で、

親としての接し方で注意する点などあれば教えてください。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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「成績が良い子の親御さんに共通して言える事」・・・

いろんな見方があるので、あるようでないような、ないようであるような

...ですけれども、私も経験上で感じてることを申し上げます。


一つは、「勉強よりも大切なことがある」っていう意識を持っている

親御さんっていうのがあるかもしれませんね。

言葉としては言いませんけれども、時間を守るとか、

お箸の持ち方、鉛筆の持ち方、座る姿勢とか、

生活面での折り目節目と言うか、心の自立につながるようなところに

力を入れてらっしゃる方は、対して勉強のことは言ってないですが 、

勉強のことも、本人が前向きにやっていくし、

そして いい点が取れると本人もそのことで自信が深まって、

より一層 もっとやろうとする し、そういう時に「すごいね」 とか

褒めていくということですよね。



頑張っても何にも言わない親とか、できてないところを

「もっとこうしなくちゃ、もっとあぁしなくちゃ」と

勉強のことにどんどんどんどん口をはさんで行って、褒めるどころか

「ここが まだダメ、 あれが まだダメ」 っていう風になっていくと、

これは 逆の立場でもやる気って失われますよね。

「そういうことじゃだめ、 私の言う通り。 違う違う それはこっちだ あっちだ」

って言ってくると「もういいよ」 ってなりますからね。


ですから 逆に言うと それをしないってことですよね。

そういうことそういう風にいろいろ言うと、

言われる方は、子供でも 大人でも嫌になってきますよね 。

逆にやる気を出そうとすると、それを やらないってことですからね。

じゃあ何をするんですか?放置ですか?何も言わないんですか?

・・・そうじゃなくて、

生活面の折り目節目 っていうのをしっかりと言っていると、

勉強の結果にしろ 他のことにしろ、ある程度 しっかりした結果はついてくると

思います。


成績が良い子っていうのも、何を持って成績が良いか、それはテストの点でしょ

って言うかもしれません けれども、

その時のテストの点が良くても、だんだんとその年齢を重ねていくと、

どんどん力が発揮できなくなっていくお子さんと、

どんどん伸びていくお子さんがあって、

つまりは、機嫌がいい状態で成績がいいお子さんと、

成績はいいんだけどすごく機嫌の悪い状態のお子さんって やっぱりいるんです。

どちらかというと、やらされていて 強迫観念とか、

やらないとまずいとか叱られる、だからやるんだって言って、

すごく顔が暗かったり 疲弊していたり、それでもとりあえず

目先の点数は悪くはないとだけども、これから先も

学びが楽しくてどんどんとやっていくか って言うと、

もういい加減これは我慢であって 早く解放されたいとしか

思ってないわけです。



でも解放されたところで何をしていいかわからない・・・それが じゃあ

本人の幸せ かって言うと また違う考え方が出てきますよね。

一方で、機嫌のいい状態で成績が良いこと言うのは、別に勉強も含めて、

他のことも 前向きに自分の目の前に何か難しい状況があっても

工夫をして解決していくとか、努力をして何とかしていくとか、

そういうことが身についてくわけです。

大人になってもずっと自分の人生を切り開いていこうと思うと

そっち の力で とても大事ですよね。

そうすると 今の状態が機嫌の良い状態で、

成績が良いということが良い状態なわけです。



そうするとその機嫌のいい状態をどうやって作るかっていうと、

やはりまずは家庭の中が機嫌がいいってことですね。

笑顔が溢れているということ、人を責めずに受け止めていく ってこと。

人の話を ゆっくり聞いたり、人に寄り添ったり、目を見て話したり、

褒めたり、認めたり、許していったり・・・ということです。

そういう中で、暖かい空気感の中で、自分は大丈夫だっていう根っこが育って、

根っこが育つから 幹は 枝も育てていくわけですよね。

幹や枝というのは、「やり方・解き方」なんですけれども、

まずは根っこを育てる、今この家庭の中を ご相談も頂いてると思うので、

そこはまねっこに近いところなので、機嫌をよく、

明るい家庭を作っていくということが、

その後の幹や枝に繋がるのだと思います。

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ご依頼いただければご相談の上、安藤先生が講演に伺います。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、K・S さん からの

ご相談でした・・・

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この春小学生1年生になった息子のことでご相談です。

親の都合で、昨年末に引っ越しをして、保育所も変わりました。

人と接するのが苦手なタイプで、なかなか友達ができないようでした。

悪いことしたなと思っています。

保育所の先生には「一人でポツンとしていることが多い」と言われました。

小学校に上がってから大丈夫なのか心配です。

いじめられないか、引きこもってしまわないかと不安です。

どうすればよいか、アドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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どうすれば良いかっていうやり方もあるんですけども 、

まずは「やり方」の前に「あり方」です。

それはまず、

「明るく行く」 ってことですね。

親御さんも、「悪いことした。心配だ」っていう風になっていくと

そういう空気感になりますから、

表情とか 雰囲気とかも、そちらに引っ張られてしまいます。

そうすると、本来 やってくるはずだった 明るい 現実も

遠ざかってしまう 傾向がありますから、

まだ やり方 の前に そこまで悪いことしたわけでは、当然ありませんから、

要は、引っ越しをしたということですけれども、

そのことに対して罪悪感を感じすぎたりとかはせず、

明るく前向きに考えていけばいいと思いますし、

大丈夫なのか いじめられないか 引きこもってしまわないかという心配は

不安ですね。

それは ゼロではないかもしれませんけれども、あまりしすぎることなく、

明るく前向きに行くっていうことですね。



そもそも 引っ越しをして新しい環境で次々と友達を作れるような子っていう方が

珍しいわけで、

なかなかそこまで どんどん友達ができるって事はあんまりありません。

息子は苦手なんだ、なかなかできないんだっていう風にも思わず、

徐々に きっとうまくいくんだと思います。

まずそういうことを信じて、この新しい環境で、

まず 親御さんも笑顔で、新しく過ごしていくと、

この様子を見て息子さんも明るい影響を受けながら、勇気を出してポジティブに

今進んでいけるのです。

まずこの「あり方」です。

心配しすぎないことです。 これをまず一つは申し上げたいと思います。


みんながどんどん 声をかけてきてくれるキャラの子とか、

自分から 誰から 問わず どんどん 声をかけていけるキャラの子とか

そういうお子さんは普通はあんまりいません。

そうじゃなくて 、普通で考えたら、どこかの誰かと徐々に仲良くなって、

最初の1人、それから 次の1人、こういう風な段階がありますから、

みんなと いきなり仲良く みんなと みんな新しい環境で、全員と、って

なかなか難しいです。

誰か 気の合う子 を探す とか、雰囲気的に喋りやすい子を探すとか、

そういうことを、「誰か一人でも友達できたらね」 と、

ネガティブとか責める言い方じゃなくて、

だれか一人、友達になるっていうイメージでいいかと思います。



もし不安でしたら 学校の先生にお願いしてみてはいかがでしょう。

小学校の先生に、「実は引っ越してきて間もないので、

あまり仲良くできる友達がまだいませんので、

上手にクラスの中でのグループ分けとか、 共通して みんなでやるような

活動がある時に、誰かと上手にナビゲートしてあげてくれませんか」

・・・・とか、

「グループ分けの時に少し お気遣いいただけるとありがたいです」 とか

そういうような感じで、先生に後ろで色々としていただく、

お願いを していくのが現実的だと思います。


あとは、お母さんの友達のお子さんとか、新たなコミュニティの橋渡しを

してあげるのです。

いきなり みんなと平等に、楽しくワイワイとっていうのは

それはもう 普通 大人でもなかなか しんどいと思います。

まずは、気の合う1人と、っていうところに

ナビゲートをしてあげるっていう事かと思います。

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来場者みなさんからの相談に、安藤先生がその場で回答するという、

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学校、PTA、教育機関など、

ご依頼いただければご相談の上、安藤先生が講演に伺います。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、匿名希望 さん からの

ご相談でした・・・

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小学校5年生の娘は、友だちに自分の意見が言えないみたいで、

嫌なことでも「No」って言えないようです。相手を気遣い過ぎて

意見が言えない感じです。

とても気遣いが出来て優しい子だと思うんですが、

このまま自己主張が出来ないのも心配です。

いじめられる標的にされるのではないかと、そんな心配もしています。

「思っていることははっきり言ったほうがいいよ」と優しく言っていますが。。。

なんとかサポートして上げられればと思っていますが、性格を変えるのは

難しいでしょうか。どうしてあげたらいいでしょうか。

アドバイスいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

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嫌なことでもnoって言えない本人に、「嫌なことは No って言った方がいいよ」って言っても

「でもnoって言ったらこうなる じゃないか」っていう不安があるから

no って言えないわけですよね 。

だから、自分がnoって言ってしまった先の景色に不安があるわけですよね。

だからNoノーて言えないわけなので そこno って言いなさいって言って難しいと

だからnoって言っても大丈夫なんだっていうことが実感できる経験を

積み重ねることですよね。

例えば、それはご家族の中での会話の中で、わざと 何かと何かを選ばせたりとか、

何かわざとNOって言わせるようなシチュエーションを作るとか、

noと言ったところで、別に誰かが機嫌悪くなるわけでもなく、

noって言ったところで、目の前には平和の景色がちゃんとあるというような

そんな経験を積み重ねる中で、noっていうことに対するハードルを

下げていくということです。

noって言っても大丈夫な経験を重ねていく これが1つあるでしょうね。



それと

確かに、気遣いができて、とにかく自分さえが我慢すればいいんだっていうことだと、

当然、出会う人によっては、「あの子に我慢させとけばいいんだ」っていう風な人が

出てくる可能性はあります。

そうすると なんだかわかんないけど 自分だけが我慢しているケースになる。

それがいじめかどうかはべつとして、そういうことが起こるというのは

普通に考えたら ありえますよね。


noって言っても大丈夫なんだっていうことを、体で感じさせる わかるっていうような経験を

重ねること。そして合わせて自分の気持ち 自分の意見を大事にすること

自分を大事にするってことです。



小学校5年生、思春期になりかけてきた人間関係、友人関係の中だけで

それをなんとかしなさい じゃなくて、もっと ハードルの低い、

ご家族とか比較的 noと 言いやすい 人間関係の中で、

Noということの トレーニングじゃないですけども 、Noと言っても大丈夫な経験を

重ねていくことで、 それがやがて、

学校とか、様々な人間関係の中でも、家庭でやったことが、

外でもできるようになっていくと思います。

いきなり 学校というよりも、家庭の中でそういう環境 、そういう経験を重ねていくということが

重要かと思います。


ご家庭の中でできることが、だんだん 社会に出てもできるようになっていく。

ご家庭の中でできるということですよね。

ご家庭の中ではできるけど、外へ出るとできない場合、

そこは上手に手をはなしていくのです。



家の中だけでうち弁慶になってしまわないように、

弁慶ができるために、お母さんにずっといてほしいとかそういう子もいますけれども、

ずっといるんじゃなくて、「自分でやっていきなさい 」ということですね。


「お家でもやってるんだったらそれを外でもやってきなさい」 というふうに

手をはなして接続させていくのです。

言葉で言ったら 簡単なんですけど そうはならないことの方が多いですねですから 、

そういう環境を積み重ねてください 。

そうせざるを得ない環境を重ねていくと、シチュエーションを

その中で意識的に作っていく ことになります。

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