2014年8月アーカイブ

三重映画さんぽ 四日市出身の映画監督「藤田敏八」


三重映画フェスティバル実行委員会の協力によりお送りしている「三重映画さんぽ」のコーナー、今回は、「八月の濡れた砂」「赤ちょうちん」「妹」など、1970年代の若者を代表する映画監督と言われた四日市市出身の藤田敏八監督についてです。

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2012年に藤田監督の初の評伝を執筆された、三重映画フェスティバル実行委員会の林久登さんにご紹介いただきました。
林さんは、藤田監督の弟さんと同僚だったことから、監督とのご縁ができたそうです。

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以下、林さんのお話。

藤田監督が登場した時代背景を伺うと、石原裕次郎や小林旭が華々しくデビューした昭和50年代後半は映画の全盛期でしたが、60年代に入るとテレビの影響で映画産業がガタガタになり、70年には観客がピーク時の20%に激減し、映画会社が軒並み潰れたました。作れば入る安直な映画ではやって行けない時代になってきたのです。

また、1967年に始まった大学紛争が1969年に東大安田講堂が陥落し、学生の間で敗北感が漂っていた時代です。そんな時に藤田が作った映画『八月の濡れた砂』は、権力や家族に背を向けたアンニュイな若者像が、圧倒的な学生の支持を受け、学生の間で教祖的存在になりました。

その後も、時代の申し子のような新人女優秋吉久美子を使った3部作『赤ちょうちん』『妹』『バージンブルース』が、若者の間で熱狂的な支持を受け「青春映画の旗手」と呼ばれるようになります。

そんな苦しい時代の日活の屋台骨を支えたことから、藤田は社内で割りと自由に映画が撮れる監督となり、80年代には、自分の分身のような中年男(山崎努)を登場させ、モラトリアムな大人になりきれない映画『スローなブギにしてくれ』『ダイヤモンドは傷つかない』を撮りました。日本映画としてはめずらしい中年をテーマにした映画として話題を呼んだのです。

藤田監督は生涯31作品を残しました。最後の作品は『リボルバー』で、1988年の作品です。それから10年は、もっぱら役者として映画やテレビの傍役として登場します。

藤田は元々役者志望で、東大在学中に俳優座養成所に入っています。同期にジェームス・三木や平幹二朗がいます。しかし、役者根性のある卵たちに囲まれ、とても彼らに勝てないと判断し、映画を作る世界に入ります。しかし、晩年役者として帰り咲くのです。決してうまい役者じゃなかったですが、写真からもわかるように、フォトジェティックな男で存在感があったんです。代表作として、映画では鈴木清順の『ツゴイネルワイゼン』テレビでは向田邦子シリーズの傍役爺さん等があります。寡黙な男でしたが女性にもメチャメチャもてました。生涯で4度結婚しています。一言もしゃべらないで女を口説いたという逸話も残っています。

四日市の関わりは、四日市高校を卒業後、家を出る手段として東大に入り、縁があって映画の世界に入ります。65歳で亡くなるまで、多感な少年時代を過ごした四日市にはほとんど帰っていません。三重県知事だった叔父の田中覚は、東京に出る機会が多く、何かあると藤田家の窓口になっていたようです。田中覚は母親の弟でした。ちなみに四日市市長を長く続けた加藤寛嗣は母の従姉妹にあたります。

藤田敏八は日活の主流ではなかったものの、70年代の映画界の潮流を変えた男で、監督と役者の二刀流で存在感をみせた男が四日市出身だったということを記憶にとどめていただきたいと思います。8月29日は藤田の命日で、亡くなって17年目になります。藤田作品をDVDで見て供養してあげてください。

もっと、もっと藤田について知りたいという方は、「映画監督 藤田敏八」(林久登著)をお読みください。


知れば知るほど、魅力あふれる監督です。

山上和美でした♪







明朝のB面リクエストは...「子どもたちへ!」

子どもの頃、宿題は盆明けからスタート、

9月1日の朝までに終われば問題なし!、

というスタンスだった、ギリギリ☆ガールの多田です。

 

その癖は、大人になってもあまり変わりません・・・。

ただ、ものすごく効率よく片付けるので、段取り力は身についた、か・も。

・・・え?ええ。言いわけですよ、イ・イ・ワ・ケ。正当化ともいう(笑)。

 

明日の8:35ごろ~「MYレコメン!~B面で行こう!(仮)~」のテーマは、

 

「子どもたちへ」

 

夏休みも佳境に入り宿題に追われているお子さんや!

暑い甲子園で頑張る三重高の球児たちや応援団、

さらに、野球だけでなく、他のスポーツや吹奏楽だって、

夏の大会真っ最中な人もありますよね~!

 

そんな「子どもたちへ」の応援ソング、

また子どもたちに聴かせたい曲、など

エピソードと共にお寄せください!!

 

ちなみに。

ワタクシは、もし自分の子どもがいたら・・・

★胎教として → ノンジャンルでいっぱいライブに行って、生の音をガンガン聞かせる。

★乳児期 → クラシックやピアノジャック、スカパラ、SOIL&"PIMP"SESSIONSなどの、

あえてリズム重視の曲をランダムに聞かせる。

★幼児期 → ソウル、ファンク、ロック、ジャズ・・・こちらもランダムにカッコイイ!ものをセレクト。「ファンキーモンキーベイビー」をオススメするものこの頃(笑)。

★学童期以降 → 本人の好き勝手に(笑)。要望があれば、アニメソングやアイドル系もガンガン勧めます。

 

・・・で、これをここで披露して、その後どうするんだ・・・多田さんよ。

「ステキな音楽」をいっぱい教えてあげたいな~、というささやかな夢です。

鹿肉コロッケ☆



度会郡玉城町、サニーロード沿いに7月19日オープンした「味工房わたらい」
口コミで人気が高まっています。

販売しているのは「鹿肉のコロッケ」

度会町の女性の方々が取り組んでいます。

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鹿肉コロッケ 1個 60g 150円
度会町産のじゃがいも、玉ねぎ、ニンジンでホクホクする中に、噛みごたえのある、ブロック状の鹿肉が!
鹿肉は柔らかさと歯ごたえがあり、噛んでいると旨みじわじわが出てくるほどの美味しさ。

お母さんたちに聞くと、きちんと処理され、安全に管理された鹿肉は匂いもなく、本当に美味しいのです。鹿肉は獣害対策で、大量に獲れ、値段も安いのではと思われがちですが、安全管理された鹿肉はなかなか高級で、値段は良い牛肉とさほど変わらないほど。鹿肉は低カロリー、高タンパク。栄養価の面でも理解してもらえればということでした。


「味工房わたらい」では、コロッケのほかに、鹿肉のミンチを入れたミニミニボール、度会町のブランドかぼちゃにと生産を頑張ってる「クリアジカボチャ」と鹿肉を合わせたコロッケ、鹿肉を串にした物など、バリエーションが増えています。


「味工房わたらい」のメンバーは14.5人、平均年齢60歳前後ですが、30代、40代の子育て中の方も5人入っています。
後継者を育てながら、鹿肉コロッケをきっかけに、若い人たちが働ける場所を作っていきたいという思いがあるそうです。


「味工房わたらい」の常設店舗は度会郡玉城町、サニーロード沿い。玉城ICから志摩方面へ数百m。たいやき・わらしべさんの裏手。
営業時間午前10時~午後4時。定休日はありません。
販売と、イートインが可能です。

鹿肉コロッケのほかに、お母さんたちが作った野菜や度会のお茶の販売もあります。
一度、お立ち寄りください。


山上和美でした♪

伊勢安土桃山文化村の旅。

7月も終わりのころ、水曜日担当 清田"キヨンセ"のぞみさんと、
木金担当 レディー多田さんとで、

伊勢安土桃山文化村に行ってきました~!!

まずは、「呪われた安土城 彷徨える信長の魂」
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2014-08-15-17-43-08_deco.jpg・・・ということで、怖さが伝わったでしょうか。
笑顔の多田さんも、結構ビビッていました。8月31日までの期間限定ですよ~!


続いて、叫び過ぎてお腹がすいたので、お食事処へ。
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2014-08-15-17-59-03_deco.jpg伊勢定食のとろろごはんは、疲れた体にやさしく、おなかいっぱい!!


その他、「3Dっぽい劇場」では、人気キャラクターのまげdeっちや忍者が繰り広げる
あくまで、3Dっぽいエンターテイメントも面白かった~。
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・・・という、人気お土産も、シュールな感じでした(笑)。

是非、皆さんでお出かけ下さいね~♪

美味☆ブラックベリー


「ブラックベリー」てってご存知ですか?

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ブラックベリー=黒いちご。
こんなふうに木になり、熟すと赤紫色になります。

伊勢市小俣町元町の「手作り工房きりん」の広垣清江さんのところでは、10アールの畑で、180本のブラックベリーを育てています。
今年で6年目、土づくりから初めて、肥料も手作りだそうです。

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ブラックベリー、大きさはなんと500円玉ほど。
生で食べると、プリプリっとした食感で、甘酸っぱく、中はジューシー。
ポリフェノールが豊富に含まれています。
旬は7月。
皮が柔らかいので、生の状態では2日ほどしか持たないそうです。

「手作り工房きりん」さんでは、ブラックベリーの生の販売は年2,3回ほど。
その代り、ジャムやアイスクリームに加工して販売しています。

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アイスクリームは伊勢の山村乳業さんと作っていますが、これが美味。
ブラックベリーの甘酸っぱさが深いんです。甘さ控えめで、後口さっぱり。

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ブラックベリーのジャムは少ない甜菜糖とレモン果汁で作っています。
添加物を一切加えていないので、賞味期限は70日という短さ。
こちらも深く濃厚な甘酸っぱい味わいがクセになります。

ジャムの隣りは「バジルペースト」。
塩分控えめで、バジルの香りが高く、鮮やかな緑色がとてもキレイ。
茹でた野菜や焼いた白身魚によく合います。

土、肥料、ブラックベリー、バジル、あらゆるものに、広垣さんの手が加わり、思いが詰まっています。


「手作り工房きりん」さんのアイスクリームやジャム、バジルペーストなどを定期的に販売しているのは、度会郡玉城町にある農産物直売所「ゆずりは」さん。
アイスクリームは、今、津市長岡町にある「CafeSanche」さんでも食べられます。
インターネットでも販売していますが、広垣さんのモットーは対面販売。お客さんの声が原動力だからです。
伊勢・外宮前の朝市や三重県総合文化センターで行われている手作り市にも定期的に出店されるそうです。



山上和美でした♪




明朝のテーマは、「ヒンヤリ」!

こんにちは!

もうそろそろお仕事が終わる時間でしょうか?

今日は、ガッツリ飲んで寝て、

明日の朝も「READY!」でパワーチャージ・・・

してもらえるよう、ゆるく頑張りま~す。

 

さて、明日の8:35頃~「MYレコメン!~B面でいこう!(仮)~」は、

「ひんやり」

です。

清涼感あふれる歌声、メロディ・・・

あるいは、歌詞の登場人物があまりに冷酷、

お化けの唄、など。

 

第五感、第六感で「ひんやり」するナンバーをリクエストください!!

 

メッセージフォームはこちら♪

 

ちなみに、

冷たいキス / ICE BOX

あと、エンヤのナンバーは、どれもこれもヒンヤリな感じがします。

よろしくお願い致します~!!

暑い日に食べるのはやっぱり...♪♪

READYブログではお久しぶりです♪中村です(^v^*)


あっという間に、もう8月!!早いですね(^^;)

今年の夏は、
まだ花火も見てない...
お祭りもガッツリ行けてない...
海へ行く計画も立ててない...
夏らしいこと、全然してへんやん・・・(T。T)

けど、コレは食べました♪♪

熊野市「花の窟神社」の前にある
「お綱茶屋(おつなちゃや)」で販売されている
☆新姫ソフト☆

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番組の中でもご紹介しましたが、
熊野でしかとれないかんきつ類「新姫」を使ったソフトクリーム♪

新姫の粒がしっかり入っていて、
とっても爽やかな大人の味♪♪

さっぱりしていて、この季節にピッタリ!
おいしかったです~~(>ω<*)


それにしても、「お綱茶屋」に初めて訪れたんですが、
とっても落ち着けるところでした。

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地域特産品の古代米を使ったいろんなグルメがあったり、
建物は熊野ヒノキの香りが漂っていて♪

休憩スペースも広くて、こんな心遣いも(*^v^*)

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扇風機や冷たい飲み物があるのは嬉しいですよねっ♪♪
ゆ~っくりくつろいじゃいました(´∀`#)

他にも、敷地内には花の窟の歴史を伝える資料館もあったり、
熊野の特産品が数多く並んでいたり、
ドライブの途中に立ち寄るのオススメスポットです♪♪


ちなみに、もちろん「花の窟神社」にも行ってきました☆
訪れたのは、実は初めて。

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日本最古の神社とも言われているこちら、
高さ45mの巨岩に圧倒されましたが、
背筋がシャンとなる場所でした(^。^)


今年は熊野古道が世界遺産登録10周年を迎えたり、
17日には熊野大花火があったり、
熊野、盛り上がってますよ!!

この夏、熊野に来たら、
「お綱茶屋」でしか味わえない新姫ソフト
ぜひ味わってみてください(^ω^)V