2011年12月アーカイブ

丘の上のフルーツランド・前川果樹園さん

津市高野尾町にある前川果樹園さん。
来年、創業80周年を迎えられます。





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ご主人の前川哲男さん、やそ美さんご夫婦が、
3ヘクタールの敷地でみかんや柿、キウイフルーツ、柚子などを栽培していらっしゃいます。

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ちょうど今は、みかんの最盛期。
たわわに実った温州みかんの木。
多いものだと1000個ぐらいみかんがなるそう。
もちろん、そのために、
夏の暑い時期に間引きするなど、前川さんご夫婦が手をかけて栽培していらっしゃいます。

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色が濃いオレンジでキレイ。
今年は、気温が高い時期があったので、大きくて、コクのある美味しいみかんが育っているようです。





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昭和7年に植栽した柿の木。
幹の周りがなんと2メートル近くあるのです!



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「サルナシ」です。
こんなに小さい、マタタビ科の植物。
ナシという名前がついていますが梨ではなく、キウイの原産だとも言われているようです。
カットすると、中はキウイとまったく同じ。味も似ていました。


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これは「フェイジョア」です。
南米原産のフトモモ科の果物で、長さ4cmくらいのラグビーボールのような形。

なんと言っても香り魅力。柑橘系で甘く、なんとも言えない、ずっとかいでいたい香りです。
前川さんに聞くと、パインとイチゴとバナナをあわせた香りだそう。

たて半分に切って、スプーンですくっていただきます。
まろやかな甘さです。


まさに丘の上にあるフルーツランドで、いろいろ楽しいフルーツに出会えました。

購入はもちろんできますし、
時期によってはフルーツ狩りなども行っているそうです。


山上和美でした♪

美術作品を甦らせる三重県立美術館の田中さん


東日本大震災で被害を受けた
岩手県陸前高田市の広田中学校の4点の油絵を修復する
三重県立美術館の保存修復担当学芸員の田中善明さんです。

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キャンバスに入った砂や繁殖したカビなどを除去し、
縮んだキャンバスを伸ばすなど、
修復作業は1年以上かかる見通しです。

以前、この作品を観ていた方々が懐かしんで、
大切にする気持ちを持って頂けるように修復したいとのことです。



田中さんがおっしゃるには、平面に見える絵画は、実は立体的とか。
描き始めや塗り重ね等、凹凸のある画面をじっくり観て欲しい。
そこすることで、作品を観たときに感じるものがきっとあるはず、と。

20年以上美術のお仕事に携わっている田中さんでも、
毎回新たな発見があるそうです。

是非、美術館で本物の絵画をご覧ください。


三重県立美術館では現在、津市出身でヨーロッパで活躍中の
イケムラレイコさんの「うつりゆくもの」を開催中です。



山上和美でした♪