2012年2月アーカイブ

あやのみえ旅!! 2012/02/24(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年2月24日(金)は 

四日市市 大矢知そうめん」ご紹介しました

s-IMG_0166.jpg


四日市市の伝統産業「大矢知手延べそうめん」

"そうめん"というと、
どちらかと言えば、夏のイメージがありますが、
そうめん作りのピークは、寒い冬の時期!

そこで、おいしいそうめんができるまで・・・を取材しました。

高級麺として名高いこの大矢知そうめんは、
約200年前(江戸時代末期)から
「三重の糸」 「伊勢そうめん」として知られ、
農家の冬の副業として生産されてきました。

そして、大正時代の中頃には、
手延べ生産から機械生産へと次第に移り
乾うどんもつくられるようになったそうです。

一方、手延べそうめんはというと、
太平洋戦争の影響もあって急速に衰え、
現在では、全国の1%にも満たない小規模生産となっています。

ただそれでも、変わらず伝統の技を守る方たちがいる!

今回私が取材で訪れたのは、吉原製麺所です。

ちょうど庭先では、そうめんの天日干しが行われていました!

そもそも、なぜ
この大矢知地区でのそうめん作りが盛んなのかというと
それは、なんといってもこの気候風土です!

地元を流れる「朝明川の水」と、
この厳しい冬に吹く冷たい「鈴鹿おろし」によって
そうめんをおいしく仕上げるそうです。

今回は、そうしたおいしさの秘密と、伝統の技をご紹介しました。

材料は、粉と水、塩のみといたってシンプル!

素材を重視し、余分なものは一切入っていません。

さて、そんなそうめん作りですが

作業はおよそ2日間かけて行われ
1日目は、生地を作る作業!

実は、ここが一番難しい作業なんだとか・・・

まず第1に、麺は気温などの気象状況に
大きく左右されるという特徴があります。

その麺は、2日かけて作られるそうですが
(1日目が生地づくり、2日目が製麺)
生地を作る際に気を付けなければならないのが
製麺される翌日の気象。

これをを頭においたうえで作らなければなりません。

つまり、翌日の天候を予想して、
塩や水加減を調整しなければならないというわけなんですね。

当然、天候はある程度天気予報を参考にできますが
やはり、地域的なものもありますし、当日にならないとわかりません。

ですから、それだけで完璧な状態に仕込むというのは非常に難しいんですね。
とは、長年の勘!! これは経験なくしてはできない作業ですよね!

こうしてできあがった生地は、
その後、機械である程度の長さに延ばしていきます。

そして延ばす作業の最後は、伝統の技 "手延べ"

箸をゆっくり入れながら麺を細く、長く延ばしていきます。
それも麺が切れないように、そして、細さを均等に・・・
と、集中した作業が続きます。想像しただけでも難しそう(>_<)

麺が延びると、今度は、もう1つの伝統 乾燥作業の1つ「天日干し」

s-IMG_0167.jpg


干し台には、2メートルほどに延ばされた
まるで絹糸のような美しい麺がつるされていて寒風に揺れています。

この風景は、四日市の冬の風物詩としても知られていますね。

天日干しの理由を、吉原さんに尋ねると

「朝の8時半から9時半頃までという1時間ではあるけれど
 太陽の恵みと冷たい風を受けた麺は、
 味が締まって色もより白く仕上がる」と。

たしかに、これを見れば納得!見てください。この美しい白さを・・・

s-IMG_0177.jpg


手間ではあるけれど、こうしたひと手間が
おいしさにつながっているですね・・・

ちなみに、吉原さんのところでは必ず天日干しを行うわけですから

仮に、雨がしばらく続くようであれば作らないんです!
つまり、天候ありきのそうめん作りなのです!
そこまでしてまで、天日干しにこだわっていらっしゃるんですよね。

そんな天日干しですが、日差しや風によって
5、10分の間でも、麺は少しずつ変化(乾燥)するため
干している間も目を離すわけにはいかないそうです。

常に吉原さんは、麺の具合を見ながら
麺の向きをかけたり、ピンと張っていた麺をレバーで
少し緩めたりして仕上げていくそうです。

s-IMG_0175.jpg

天日干しが終わると、今度は乾燥室でさらに乾燥・・・

s-IMG_0180.jpg


最近は、乾燥すべてを室内乾燥で行うところも少なくない中、
吉原製麺所では、およそ1時間 天日干しを行った上で室内乾燥をしています

こうして今もなお、伝統的な製法にこだわり、
その技を守り続けている吉原製麺所

ファンが多いのもうなずけます。

ただ当然、手作業ということもあって、
多くの量を作ることができないそうで
吉原さんの作った麺は市場には並ばず、
毎年買ってくださる方や
直接買いに来られる方だけの予約注文となっているそうです

そうした貴重な麺を、今回なんと!お土産に、
「少しだけだけど、どうぞって・・・」くださったんです。

本当にうれしかったです!

吉原さん、ありがとうございました。

そして、さっそく帰って、にゅうめんにしていただきました♪

いや~、本当においしかったです!

麺自体にうまみがあって、強いコシ、
そして、のどをツルツルっとすべるように通るんです。

のどごしが他のものと比べて全然違うなぁと感じました。


それに、作る工程や努力を知った上でのことだったので、
よりいっそうおいしく感じました☆

昔は、この大矢知地区のほとんどが
この大矢知そうめんを、農業の副業(冬の仕事)として作っていたそうですが
それも、作業の負担や厳しさなどから辞めてしまうところが増え
現在では、およそ10軒となってしまいました。

私たちが代わりに作ることはできないけれど
商品を購入する、そのおいしさ味わうことで
わずかでも伝統を受け継ぐ、支える力になれば・・・と思います。

大矢知そうめんは、県内各地の物産館や
スーパーなどで販売されています。
ぜひ見かけたら手にとって味わってみてくださいね!

■大矢知そうめん

じばさん三重(三重北勢地域 地場産業振興センター)

住所 四日市市安島1丁目3番18号
電話 059-353-8100
HP http://jibasanmie.or.jp/home/


あやのみえ旅!! 2012/02/10&17(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年2月10日、17日の2週に渡っては 

「伊賀市 昭和ハウスご紹介しました

s-IMG_9946.jpg


昭和ハウスの入り口には、
昔、百貨店の屋上などで見たような懐かしい乗り物たちが!

こちらが、今回お話を伺った冨永潤さんです♪

s-IMG_9942.jpg


そして、中へご案内いただくと・・・

まるで昭和にタイムスリップしたかのような
空間が広がっていました。

s-IMG_9921.jpg

この昭和ハウスは、名前にあるとおり
昭和初期の懐かしい電化製品を中心に
冨永さんが集めたコレクションを一般公開している人気スポット!

伊賀まちかど博物館にも認定されていますので
開館時は、自由にコレクションをご覧いただくことができます!

そして、そこに並ぶ品は、
映画やドラマの撮影の小道具としても
たびたび利用されていて
映画 「ALWAYS 三丁目の夕日」には、
シリーズ3作すべてに登場しています!

s-IMG_9916.jpg

年代物のテレビや時計をはじめ

掃除機や炊飯器などなど・・・

s-IMG_9945.jpg


中には、現役で動いているものもあるんですよー!

といいつつ、残念ながらこの日は
撮影に貸し出していて、
その姿を見ることはできませんでした・・・が。

ほかにも、ゲーム機もありました!!

見てください!!

s-IMG_9927.jpg


ファミコンや、パックマン、ブロック崩しと

当時を知る人にとっては、
思わず「懐かし~い!」と、声をあげてしまうほどですよね。

それに、喫茶店なども置かれていたテーブル式のゲーム機も

s-IMG_9929-1.jpg


さらにジュークボックスや

s-IMG_9917.jpg


茶だんすなどの家具や食器、
小物などが所狭しと並べられています。 

といっても、実はここにあるのがすべてではありません。

倉庫にはこれの何倍ものコレクションが収められているとか。

テレビだけでも、すべて合わせると50台近くあるそうですよ~

スゴ過ぎる(笑)

中には、全国を駆け巡り、
交渉して手にいれたものもあるそうです。
その情熱も本当にすごいですよね!

ちなみに、「今欲しいものはなんですか?」と尋ねると、

「展示する場所!!」

と返ってきました(笑)

私も今回お邪魔して、できることなら全部見たいと思いまし、
どれも価値あるものですから、
1人でも多くの人に見てもらいたいという思いはありますよね。

たとえば、廃校になった学校を活用して・・・
と、富永さんはおっしゃっていましたが
たしかに、スペースも、そして展示することによって人が集まり、
地域活性化にもつながるかもしれませんよね!

いつか昭和ハウスが、
「昭和博物館」になるといいですね~☆

そして、実はこちらはもう1つ名前があるんです。

その名も!

「ソースもん研究所」

s-IMG_9930.jpg


昭和コレクションを展示しているだけでなく
ソースにこだわったお好み焼きを食べることができるんです

そして私が注文したのは、「とりかわライスモダン」

すでに、名前が・・・不思議過ぎます(笑)

一般的にモダン焼きといえば"麺"ですが
なんと、ご飯が入っているんです!!

粉もん、プラス 粉もん!!!

なんか、想像しただけで、お腹がもたれちゃいそう・・・^^;

と思いきや!!

これが、なかなかいけるんです♪

作り方は・・・ 

まず通常のお好み焼きの生地を焼いていきます

s-IMG_9931.jpg


ここまでは普通ですよね!

そして、続いてが

鶏皮入りのご飯をオリジナルのソースで炒めたものを・・・
上に乗せちゃいまーす。

s-IMG_9932.jpg


そして、さらにお好み焼きの生地を"ちょこん"と・・・

実はこれにも秘密が・・・ それはのちほど!

焼くと大きさは、直径15センチ~20センチほど
厚みも3、4センチ ボリュームも満点です

ライスのソースが香ばしく食欲をそそります。

s-IMG_9933.jpg


写真↑を見ると、全体的にこんがり焼けていますが、
さきほど、上に少しだけ乗せた生地の下だけは
やわらかい"とり皮ライス"が残っているんです。

これも計算なんとか!

あとは、一般的なお好み焼きと同じようにソースを塗っていきまーす

s-IMG_9934.jpg

 

そして、青のりをふりかけて・・・

s-IMG_9935.jpg


できあがり♪ こう見ると、普通のお好み焼きと同じ!?

しか~し、横からみると・・・

s-IMGP1838.jpg


2層です!! (少しわかりにくけど)

それにしても、ライス自体にもソースが絡めてあるのに
また、ソースをかけるなんて、辛くないんだろうか・・・
と、半ば半信半疑ではありましたが

いざ、食べてみると

これがおいしい!!

ライスのパリパリとした食感と、風味豊かで濃厚なソース
嘘みたいな話ですが、
生地とライスの相性がバツングンなんです!

みなさんも、実際に食べてみてください♪
その不思議な世界に、はまっちゃうかも~!?

それにしても、なぜ"お好み焼き"だったのか・・・

答えは簡単「僕が好きなんです」と

もともと冨永さんは、サラリーマンをしながら
映画などに使用する古いテレビなどを貸し出していたそうです。

しかし、それではなかなか対応するのが難しく
おもいきって会社を退職

そこで何かを始めようということになり
一番好きなお好み焼き屋を考えたそうです。

でも、そこは冨永さんのこだわりですね。

普通のものじゃなくて、とりかわライスモダンなんて。

それも、ユニークなだけでなく
きちんと計算された味だということですから驚きです

他にも、こちらでは伊賀忍者焼や
イタリアン焼そばなんていうナポリタン風の焼きそばもあるようです

昭和レトロな雰囲気の中食べるお好み焼きもなかなかですよ~

さらにこちらでは、昔懐かしのドリンクも味わうことができるんです!!

レトロなジュースは、今では貴重なビン!

s-IMG_9920.jpg


ちなみに私が飲んだのは
こちらのオレンジジュースです。

s-IMG_9937.jpg


ちなみに、栓抜きはこちらの・・・

s-IMG_9936.jpg


楽しすぎます(笑)

そしてジュースの味はというと・・・

さわやかで、味はとってもシンプルなのに
なぜか、後を引く忘れられない味! おいしかった~♪

とにかく、昭和ハウスは

楽しくて、ここでしか見られない
食べられないものがたーくさんあります!

でも!!

実はそれだけじゃないですよ~。

昭和ハウスとつくのは、こちらだけでなく
もう1つお店があるんです。

伊賀市上野下幸坂町にあるお店は

駄菓子がメインで、このほか

当たりくじや、懐かしのブロマイドなどなど・・・
それも、ブロマイドは、ウルトラマンや仮面ライダーと
昔のものがそのまま残されているそうです!これも貴重ですよね!

昭和ハウスへお出掛けの際には、
ぜひそちらにもお立ち寄りくださいね☆

■昭和ハウス

住所 伊賀市上野小玉町3045-1
   ※伊賀鉄道上野市駅下車徒歩5分

電話 0595-21-1226 / 080-5102-9590

HP http://www.ict.ne.jp/~jun-/index.html


あやのみえ旅!! 2012/02/03(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日 FM三重「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている

あやのみえ旅(・∀・)
 
2012年2月3日(金)は 

「津市 マリーナ河芸ご紹介しました

s-IMG_9871.jpg

伊勢湾の中心に位置する「マリーナ河芸」

防波堤に囲まれた掘り込み式のマリーナとなっていて
港内は、波の影響を受けずに穏やか!

s-IMG_9860.jpg

景色もとってもいいんですよね~♪

s-IMG_9868.jpg

そんなマリーナ河芸のお楽しみといえば、たくさんありますが

まずはレンタルボート!

s-IMG_9858.jpg

毎年、夏を中心にフィッシングや、ウェイクボード、クルージングと
多くの人が利用していますよね☆

また、昨年11月には
「三重マリンセンター 海の学び舎」がオープン!

s-IMG_9872.jpg

マリーナ河芸の向かいにある「海の宿泊施設」です。

ヨットをはじめとするマリンスポーツの拠点として
小中学校の臨海学級の場や、部活動やスポーツ団体
企業など様々な合宿、研修を行うことができる施設です。

さらには・・・

s-IMG_9869.jpg

私も頂きました~!! 「カフェレストラン マーメイド」

s-IMG_9855.jpg

港のボートやヨットを眺めながら
シーフードを中心とした食事を楽しむことができます。

ちなみに、日替わりランチプレートは980円
品数も豊富で、大満足でしたッ☆

そして、今回番組でご紹介したのが

「海の見える大人のカルチャースクール」です

s-IMG_9853.jpg

何か身に着けたい!という方にピッタリのカルチャースクールです♪

マリーナ河芸 カルチャースクール担当の籾井さんに伺ったところ

講座は、フラメンコやギター、
書道、着付け、パソコンと幅広く、その数 約45講座!

現在、約170人の生徒さんが通われているそうです。

それにしても、海を見ながら学べるなんて
なんだか贅沢ですよね~♪

そして私はその中から「フラダンス」に挑戦してきました!!

フラダンスは、イベントなどで見る機会はありますが、
実際に踊るのは、はじめて!

この日お邪魔したのは、
毎週水曜日に開講している「フラダンス講座」

s-IMG_9848.jpg

フイ・フラ・オ・レイアロハ
講師の 門脇 朱美さんの指導のもと、
がんばってきましたよ~(・∀・)♪

そんなフラダンス ステップもいろいろあるんですね~

中でも一番基本的なステップ 「カホロ」

よく"アロ~ハ~"といった感じで
手をユラユラ波のようにして
右へ左へと踊るステップがあるんですが
これがやってみると意外に・・・でした^^;

ゆったりとした踊りの中にも
足のステップに手振りが加わると
あれ?あれ・・・ってなってしまって思うようにいきませんでした。

フラダンスって見た目は簡単なように見えて
奥が深い踊りなんですよね~!

ただ、音楽やリズムに合わせると
自然と体が動いて楽しくなってきます☆

ポイントは、あまり難しく考えすぎないことかも?

まずは、心を開放して音楽に身を任せ
ゆったりと踊ることが大事かなぁと思いました!

それにしても、生徒のみなさんの踊りは華麗だな~♪

s-IMG_9839.jpg

見ているこっちまで、身も心も癒された感じがします。

今回私が訪れたダンススタジオは、
四方のうち2面が海に面していて

s-IMG_9841.jpg

広くて、とにかく開放的!

s-IMGP1837.jpg

そんな場所で踊ったら、
体だけでなく、心まで踊っちゃいますよね~!

それにしてもいい眺めだこと☆

s-IMG_9842.jpg

私も、とっても楽しかったです(・∀・)
やはり、見ているより、やってみるのが一番!!!

今回私は、フラダンス講座を体験しましたが、
「フラ」とつくものだけでも、このほか
「フラセラピー」や「ゆったりとほほえみフラ」などもあります。

そしてパンフレットを見ていると、
おうちでできるベビーマッサージ講座、
女性の美学センスアップ講座、メイクアップ講座、
シルバーアクセサリーなどなど本当に幅広い講座が揃っていて、
どれも参加したーいという気持ちになりました。

s-IMG_9851.jpg

ちなみに、講座は途中からでも参加できますし、
500円で体験、見学だけの場合は無料でご覧いただけます!

何かを始めるということは、勇気のいることかもしれませんが
一歩踏み出せばきっと 新しい世界が見えてくると思います。

自分のスキルアップのためにも
思いきって挑戦してみてくださいね~☆

■マリーナ河芸

住所 津市河芸町東千里854-3
電話 059-245-5001
HP   http://www.marina-kawage.co.jp/