2011年3月アーカイブ

あやのみえ旅!! 2011/03/25(金)放送

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年3月25日は

「明和町の特産品 伊勢ひじき」をご紹介しました★


s-meiwa-hijiki 014.jpg

明和町のひじきは「伊勢ひじき」と呼ばれていて
この地方で受け継がれている
"伊勢製法"で加工されたひじきの名称のこと。


その国内シェアを聞いてビックリです!

現在では国内消費の
約7割
ここ明和町を含む伊勢地方で加工生産しているんですって~
 
ちなみに、なぜこの明和町がひじきの生産に適しているかというと
「雨が少ない」
「地盤が砂地で水はけが良い」
「真水が豊富に得られる」
「冬場に風が吹く」
といった点があげられるそう。

まさに、ひじきの加工に
非常に適した土地といえるんですね~
 
明和町では、7社の企業がひじきを扱っていて、
今回ご紹介するにあたってお邪魔したのがその中の1軒

多気郡明和町大淀にある
有限会社 辻丈蔵商店です!
 
当日は、専務取締役 辻丈彦さんにご案内頂きました・・・

まず私たちが訪れたのが、こちらの作業場!

s-meiwa-hijiki 001.jpg
 
手前:ブルー)でまず、海の汚れなどを落とします。
 
ちなみにこの洗浄作業は、手作業なんですって!
 
ひじきが固まっているので人の手でほぐす必要があるとか・・・

また1度"ジャブジャブ"ではなく
水を切り、再度水を入れ洗浄・・・を数回繰り返すことによって
ひじき本来のやわらかさが戻り
生のひじきができあがるそうです。
 
なおこの時のひじきの色は、美しい黄緑色をしているとか!
 
私、てっきり海にいる時から黒かと思ってた^^;あはっ

釜で熱を加えると黒くなるそうですよw
 
そして洗浄後は、クレーンを使って
隣の大きな釜へ移動させまーす!

s-meiwa-hijiki 002.jpg

それにしても大きいですねぇ。


はるかに私の身長を超えていました。
きっと中に私が入っていても
誰も気付いてくれないだろうな~(笑)
 
ここで、茹でるというよりは、蒸気で蒸すそうです!
 
そして待つことおよそ1時間半・・・
 
できあがると、少しむらして天日干しへ・・・

一言で「天日干し」って言っても大変ですよね~
 
当然、雨が降ると中断しなければなりませんし
晴れや風がないと、作業すらできません。
 
まさに自然と向き合う仕事。
毎日お天気とにらめっこなんだとか・・・
 
ただその反面、天日干しで仕上がったひじきは
太陽の恵みを受けパリパリに仕上がり
味も凝縮されておいしいそうです!
 
そりゃ、そうですよねっ
 
これだけ手間ひまかけているんですもの~!
 
夏は太陽の日差しが強いので
乾燥時間はそれほどかからないそうですが
今の時期だと、風がある時で、丸2日ほどだそうです
 
こちらが天日干し後のひじきでーす!

s-meiwa-hijiki 009.jpg

めひじき 約500キロ!!
 
まるで、ひじきのお山ですね^^;
 
※天日干しをすると、外などからのゴミが混じったりしますが
 このあと機械を通すので、そこでこれらの汚れは全て取り除かれます。
 
それにしても、潮のいい香り~♪♪

ちなみに天日干しも
辻丈蔵商店の敷地内で行なわれているんですよ!

ひじきの天日干しがある風景って
この町ならではですよね

そして、このあと別の作業場に移動し
さきほど付いた汚れやごみを識別し、取り除いていきます

s-meiwa-hijiki 005.jpg

汚れやゴミを取り除くだけに、これほど大きな機械が~

いやいや! 実はもう1つあるんですよ

s-meiwa-hijiki 006.jpg

ほら? 

そして、みどりのベルトに流れてきたものを
人間の目で最終チェックするそうです!

続いては、袋詰めなどの加工場です!

s-meiwa-hijiki 010.jpg

そして、袋詰めした後 また金属などの異物混入チェックが行なわれます

s-meiwa-hijiki 011.jpg

食品ですから、ここまでしないといけないんですね・・・

それにしてもすごい!

でもこれを見ると私たちも安心して食べられますよね♪

さて、ここまで伊勢ひじきの
生産と加工の様子をご紹介してきましたが
その裏では厳しい現実があります。

というのも、ひじきが育つ海の環境が悪化しているということ。

水温の上昇なども影響して
国内のひじきの芽が年々伸びなくなってきているそうです。

海って私たちの生活に直結していますから
一緒に考えなければならない問題ですよね・・・
 
ただ、暗い話ばかりではありません!

明和町では、こうしたこだわりの伊勢ひじきを使って
現在町おこしが行なわれています!

その名も・・・

「ひじきうどん」

s-meiwa-hijiki 013.jpg

こちらの辻丈蔵商店で、ひじきを非常に細かい粉末にし
製麺業者と協力しながら
ひじきの粉末を生地に練り込んだうどんを製造しています!

その商品開発に携わった
同じく辻丈蔵商店 代表取締役 辻昭彦さんによると

明和町は、国史跡をはじめ
たくさんの観光名所があるにも関わらず
通過点になってしまうことが多い。

この"ひじきうどん"が
明和町の特産である"ひじき"をPRし、
さらにこれを求めて町へ訪れる人が増えてくれれば、
町の活性化にも繋がればとおっしゃっていました。

このひじきうどんには、ひじきだけでなく
町のみなさんの思いも詰まっているんですね!

ちなみに、私も頂きましたが
見た目は、やはり蕎麦に近い!!

太さは、"そば"と"うどん"の間くらいかな?

食べるまでドキドキしましたが、これがまたおいしくて^^

麺の弾力、コシもしっかりしていましたし
特製スープとの相性もバッチリでした☆

そしてなにより、ひじきには
ビタミンAや食物繊維、鉄分、カルシウムなどが豊富ですし
ひじきを微粉末状にする事で、そのまま食べた時よりも
栄養の摂取率が大幅に上がるそうなので
このひじきうどんは健康食品としても期待されているそうですよ!

町内外の小売店や物産展・イベントなどでも
販売されているので
見かけたらぜひ一度手にしてみてくださいね~
 
今回取材を通じて
改めてひじきのよさを感じましたし、
それに、全国に誇れる特産品が
ここ明和町にあるなんてすごいことですよね!
 
みなさんも、ぜひこの伊勢ひじきを覚えて
これからもどんどん食卓に加えましょう♪


■(有)辻丈蔵商店

住所 三重県多気郡明和町大淀甲184
電話 0596-55-2701
HP   http://kanedai.sub.jp/


あやのみえ旅!! 2011/03/18(金)放送分

みなさんこんにちは、伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年3月18日は

「いなべ市農業公園 梅まつり」をご紹介しました★


s-inabe-ume 005.jpg

実は私、梅がだーい好きなんです!
寒さの厳しい北風が吹く中、たくましく花を広げる姿・・・

その姿は可憐で美しくそれでいて愛らしく華やか!
昨日は県内各地でも雪がふるほど冷え込み
春なんてまだまだ先?なんて思っていましたが
ここを訪れると、確実に春はやってきている!と実感します。
そう、梅は春の訪れを告げる花ですもんね!

そんな梅が、こちらにはなんと

東海地方最大級4500本!!
 
s-inabe-ume 023.jpg

私が訪れた昨日(3/17)は、前日に雪が降り
一面雪化粧。周りの山々も真っ白~!

またこの雪と梅が合うんですよね~

s-inabe-ume 019.jpg

そして園内の梅は、3月17日現在で7分咲でした!
(ちょうど今週末が見頃だそうですよ~)
 
赤や白、ピンクといった色とりどりの梅・・・

s-inabe-ume 012.jpg

本当にキレイ!


またそれに加え、あま~いいい香りが園内いっぱいに~♪


カメラマンもたくさんいましたよー

s-inabe-ume 020.jpg

そんな広大な園内を、今回ご案内いただいたのが

いなべ市 農業振興課 農業公園係の伊藤秀樹さん
です!

s-inabe-ume 002.jpg
 
こちらの梅林は2箇所にわかれていて
下が、"観賞用" そして高台にある"実梅"です。
 
実梅では、6月下旬になると、梅の実もぎとり体験ができたり
梅ジュース作り体験なども開催されるとのことで
楽しみはまだまだ続きます♪
 
それにしても、なんとも見事な梅でしょう・・・

s-inabe-ume 009.jpg
 
思わず見とれてしまいますね (しだれ梅)

園内には約100種類の品種があるそうです。
 
たしかに、よ~く見ると1つ1つが違うんですよ!

中でも印象的だったのが、こちら!

s-inabe-ume 007.jpg
 
「鹿児島紅梅」です
 
普通の梅と比べても、驚くほど色が濃いでしょー?

s-inabe-ume 006.jpg

バラみたい・・・

思わず、本当にこれ梅ですか?って聞いてしまいました^^

でも、これはこれで魅力的な梅ですよね!
 
他にも、1本の梅から
白やピンクなどいろいろな花を咲かせる梅もありましたよ!
 
その名は・・・
 
「おもいのまま」だそう。
 
ステキな名前(・∀・)♪
 
咲き方も様々で、1つの花に色の異なる花びらができることもあれば
1本の枝ごとに、これはピンク、これは白・・・というように
分かれることもあるんだそうです。
 
この品種は遅咲きの梅のため
私が訪れたこの日は、まだ1分咲き
 
そのため、咲き分けの様子が
あまりわからなかったんですが
これからどんな花を咲かせてくれるんでしょうか。
とっても気になるぅ~。
 
ご覧になった方はぜひご報告お待ちしていまーす^^
 
それにしても、本当に広い園内
 
広さは、38ヘクタール(東京ドーム8個分)もあるそうです
 
となると、やはり気になるのが日頃の園内の管理!
 
そのことを伊藤さんに訪ねたら
 
「実はね、ここの梅林公園の梅の植栽や剪定は
 地元のおじいちゃんやおばあちゃん達がしているんだよ!」
 
それを聞いて、ビックリしました!!
 
暑い日も寒い日も・・・1年を通してだそうです。
 
そして体力の消耗が激しい暑い日は
Tシャツをしぼりながら、連日
梅の管理を頂いているそうです。
 
私たちがこうして美しい梅を見ることが出来るのも
すべて、みなさんのこうした努力のおかげなんですよね~
 
そうした思いを胸に、ぜひご覧くださいね
 
それにしても、こうして市の施設でありながら
地元の方々と一緒に作り上げるってすばらしい・・・
 
だからこそ、地元のみならず
多くの人に愛される施設になっているんじゃないでしょうか。
 
聴くところによると、こうした取り組みが、なんと!
 
「オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞」

に選定されたそうです!!すばらしい★
 
評価された点としては・・・
 
「地域の高齢者が元気に活躍する様子は
 高齢化の進む地域への参考となると同時に
 地域住民と行政が信頼しあって進める内容は
 集落自立を目指す政策の中でますます重要である」とのこと。
 
こうした高い評価は、きっとみなさんの励みにもなるでしょうね!
 
さて、この梅まつり期間中、様々な催しが行なわれていまーす
 
直売所では・・・

s-inabe-ume 025.jpg
 
◎地元物産コーナー
花苗の販売
飲食コーナー がオープン!

s-inabe-ume 026.jpg
 
中でも、エコ福祉広場にある
人気の農業レストランフラールが
こちらに特別出店していまーす!

s-inabe-ume 030.jpg
 
 1人でも多くの方に食事を提供したいということから
梅まつりの間はレストランやこちらのコーナーでは、そばのみの販売
 
ただ、ここのそば

地元いなべ市のそばなんですよ~!!

s-inabe-ume 027.jpg
 
これがまたとってもおいしくて・・・

s-inabe-ume 029.jpg

冷えた体を温めてくれます♪
 
またフラールと言えば
 
来週、3月21日(月・祝)
めるへん堂のライブが行なわれます!
オリーブの植樹も予定されているそうですから
梅の観賞と合わせてイベントもお楽しみくださいね^^

あっ!そうだ!そうだ!
 
直売所では、梅ジュースの試飲もありましたー!
 
りんご酢が入っていることもあって
まろやかで、後味がすっきりさっぱりでとってもおいしかった♪
 
こんな風に、梅を見て!飲んで!
おもいっきり梅を、そしていなべを満喫してください★
 
 
■いなべ市農業公園
 
<梅まつり>
開催日 2月26日(土)~3月27日(日)
      9時00分~16時00分

梅林公園入園料
大人 500円(中学生以上) 小学生以下無料

<ぼたんまつり>
開催日 4月23日(土)~5月8日(土) 

場所 三重県いなべ市藤原町鼎717番地
電話 0594-46-8377
HP  http://www.city.inabe.mie.jp/nougyo/nougyo_top.htm
 

あやのみえ旅!! 2011/03/04(金)&03/11(金)放送

伊藤あやです

毎週金曜日「READY!」内
午前9時30分頃からお送りしている
 
あやのみえ旅(・∀・)

2011年3月4日と、3月11日の2週にわたって

「鳥羽市 鳥羽みなとまち文学館」をご紹介しました★

s-toba-machinami 019.jpg

歴史や文化を語る史跡やエピソードが
数多く残されている 鳥羽市
鳥羽商工会議所では、地域の方々ともに
埋もれた資源を掘り起こし、光をあて
鳥羽市全体を博物館とする
エコミュージアムの考え方に基づいた活動を展開しています。
 
たとえば、石鏡港にある海女小屋
相差にある海女文化資料館
女性の願いをかなえてくれる石神さんなどもその1つです。
 
こうした隠れた鳥羽の歴史・文化に
ふれることができる場所として平成14年に開館したのが
ここ、鳥羽みなとまち文学館です!

館内を案内頂いたのが
鳥羽商工会議所 勢力厚良さんです!

s-toba-machinami 014.jpg

放送1週目の3月4日(金)は、
 
「岩田準一と乱歩・夢二館」から・・・

s-toba-machinami 001.jpg
 
<岩田準一>
画家であり、風俗研究家
鳥羽では25歳まで過ごし、翌年東京へ・・・
あこがれの画家 竹久夢二を師事。
その後、29歳で鳥羽に戻り
民族研究をスタートさせたと言われています

s-toba-machinami 002.jpg
 
文学館の建物は、岩田準一が大半を過ごした家を改修したものであるため
館内には当時の雰囲気がそのままに・・・

s-toba-machinami 004.jpg

また準一は、大正浪漫を代表する画家・竹久夢二に師事していたこともあり
竹久夢二風の女性や、少年などを多く描き
この文学館では夢二の作品と比較するように
準一の作品が並んでいました。

このほか準一が残した多くの著書も並んでいましたよー!

s-toba-machinami 003.jpg
 
中でも鳥羽の文化である海女文化をまとめたものには
その時代の海女のくらしや漁の仕方などが記されているそうです。

そして、準一を語る上で外せないのが「男色研究」です
 
交流のあった江戸川乱歩とともに文献収集を続け
本朝男色考(ほんちょうだんしょくこう)」を
はじめ多くの著書を残しています。
 
考えてみれば、男性間の同性愛というのは
その当時ではまだまだ影の存在・・・

それを準一は、男色研究を通して
日本史の影の部分に光をあて
歴史を見る新しい視点を後世に残したのです

なお、この「本朝男色考」は海外向けに翻訳され
フランスやイギリスでも出版されているそうです!
 
ちなみに交流のあった乱歩とは、ここ鳥羽で出会い
乱歩が作家としてデビューした後も
旅行に出掛けるなど、親交は続き
一方で、乱歩の作品に挿絵を提供するほど
非常に仲がよかったそうです!
 
さて、翌週4月11日(金)は
そんな江戸川乱歩にスポットを当てお送りしました!
 
こちらが『乱歩館・鳥羽文学ギャラリー』

s-toba-machinami 013.jpg
 
入り口には乱歩の大きな写真が飾られ
中に入ると、乱歩が鳥羽でどのように過ごしたのかを知ることができる
パネル展示が目をひきます


s-toba-machinami 008.jpg
 
乱歩は、大正6年~8年に
鳥羽の造船所で働いていました。
その頃に準一とも出会ったわけですが
運命の出会いはそれだけではありません。
 
そう。当時坂手小学校に勤めていた
のちの妻・隆(りゅう)とも、ここ鳥羽で出会っています。
 
そうした時代を中心に、ここでは
乱歩の仕事ぶりや、隆との出会いなどについて
写真やエピソードを交えながら紹介しています。

★岩田準一が乱歩の作品のために描いた挿絵の原画

s-toba-machinami 009.jpg
 
またこの他、ベレー帽に、メガネや万年筆などの愛用品が並んでいました。

この3つを見ただけでも、乱歩だ!と想像できるほど
トレードマークにもなっていますよね!
 
次に訪れたのが「幻影城」
 
s-toba-machinami 015.jpg

建物は、日本の伝統的な建築様式のひとつで
物を格納する土蔵の中の展示です
 
ちなみに、土蔵での展示には理由があります。
 
実は、東京池袋の乱歩邸には
乱歩がこよなく愛した土蔵があります

14畳ほどの広さの内部には、書棚がめぐらされ
膨大な数の本で埋めつくされているそうです。
さらに、乱歩は土蔵をテーマにした作品も発表していますから、
まさに、ここの幻影城は、そうした乱歩の世界を
垣間見ることができる作りになっていると言えるんです。

雰囲気がまたいいんですよね~♪
 
そしていざ中に入ると、なにやら声が・・・?

s-toba-machinami 016.jpg
 
実はここ、鳥羽をモデルにしたと言われている作品
「パノラマ島奇談」の紹介コーナー!で
展示の前にたつと名シーンの朗読が流れるという仕組みなんです。
 
まさに「耳で乱歩の世界を味わう」ことができる展示!
また書棚には乱歩作品がズラリと並んでいました!
 
私も何冊か読みましたが
これを見るとまだまだだなぁと思いますねぇ・・・
 
さらにその奥には、こんな展示が!!

s-toba-machinami 018.jpg

作品のアイデアを
かつて鳥羽で暮らしていた時期に思いついたという
鳥羽ゆかりの作品
屋根裏の散歩者」
 
アパートの屋根裏から
他人の暮らしをのぞき見しているシーンがリアルに再現されています

s-toba-machinami 017.jpg
 
私もこの作品読みましたから
思わず、これを見て
「そうそう、私のイメージどおり!」なんて思わず興奮してしまいました

この他、作品「虫」、「人でなしの恋」の展示もありました!

こちらの文学館は、ただ作品を展示するというのではなく
当時の雰囲気や、それぞれが抱いた思いが反映されているため
岩田準一、江戸川乱歩という人物が
より身近に感じられるつくりになっています。

また、雰囲気と言えば、こんなステキな場所もありました!

みなとまち文学館小路

s-toba-machinami 011.jpg

鳥羽市が戦後の復興を遂げた
昭和30年ごろのまちなみが再現されていて
古いホーロー看板などが昭和レトロを感じますね~

鳥羽と言えば、岩田準一や、江戸川乱歩だけでなく
様々な文学作品の舞台となっていて
多くの文学者の手によって数々の名作が生み出されています。

s-toba-machinami 006.jpg

そうした鳥羽にゆかりのある文学者と作品が
乱歩館の中の「鳥羽文学ギャラリー」で紹介されています

s-toba-machinami 010.jpg

梶井基次郎や三島由紀夫などなど・・・

見ていると、あーこの人もそうなのか!えっ?この作品が?
と改めて、鳥羽と文学のつながりの深さを感じました。

きっと自然豊かな鳥羽の気候風土も
作品にいい影響を与えているんでしょうね!

そうした鳥羽の魅力に触れるいい機会だと思います
ぜひみなさんも、訪れてみてくださいね~!

■鳥羽みなとまち文学館

住所 鳥羽市鳥羽2-5-2
電話 0599-26-3745

休館日 火・水曜日(祝日の場合はその翌日・年末年始)